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会話、沈黙、動きの変化を捉える。
Field Notes
連載『朝、ひとこと聞くだけです』について、執筆の経緯、フィクションであること、共著の構造、書籍化計画、論文との関係を紹介します。
FIELD OBSERVATION
Field Notesは、COSの理論が現場でどう立ち上がりうるかを描いた創作の物語です。日常の相互作用に、変革の条件を見つける素材として読めます。
会話、沈黙、動きの変化を捉える。
何が起きているかを仮説化する。
個別場面を組織の条件として読む。
次の実践と観察へ接続する。
本連載は、論文 Clinical Organizational Science(Yamanaka & Nakamori, 2026)が提示する理論を、現場の手触りとしてイメージできるように書かれた、創作の物語です。論文の出版を控えた時期に、共著者の山中真琴と中森将也が、理論を論文とは別のかたちでも届けるべきではないかと話し合った結果として生まれました。
論文は、普遍的な理論的命題を提示する形式です。一方で、理論が現場で立ち上がるときの厚み——朝の挨拶の温度、会議で誰が黙るか、悪いニュースが届く瞬間——は、論文の形式では伝わりにくいものです。それを、物語という形式で描くこと。それが、この連載の出発点でした。
全文は本サイトの Field Notes で公開しています。note での連載も準備しており、最終的には書籍として刊行される予定です。
共著の役割分担
本連載は 「山中真琴 × 中森将也 共著」 として刊行されます。役割分担は以下のとおりです。
物語の執筆を担当。組織の現場に伴走してきた実践者としての質感を、登場人物たちの日常に落とし込む役割。なお、物語の語り手「僕」は架空の人物であり、特定の実在の人物ではありません。
理論的整合性を担当。物語の各場面を、論文の理論的命題と接続させながら構造に整える役割。各章で立ち上がっている概念の同定、論文との接続、用語の整合性確認を担当。
著者表記は対等な共著ですが、文章の手触りは山中のものです。理論的なフレームと編集的な構造化に中森が深く関与しています。
想定タイトル: 『ベッドサイドにいる——ある組織の、一年半』 著者: 山中真琴 × 中森将也 共著 想定文字数: 約7.3万字(全7章) イラスト: 60点の水彩画調イラスト(商用利用許諾済みAI生成) 出版時期: 連載完結後、出版社・刊行時期は決定次第 News にて告知
書籍版では、連載のテキストに加えて、各章の理論的解説、未公開の場面、共著者の対話パートが追加される予定です。連載をすでに読まれた方にも、新しい体験を提供する構成を予定しています。
本連載は、論文 Clinical Organizational Science: An Integrative Framework for Structural Intervention in Complex Organizations(Yamanaka & Nakamori, 2026)と対をなすものとして位置づけられます。
論文は、組織への構造的介入のための理論的フレームワークを提示するものです。連載は、その理論が現場でどのように立ち上がりうるかを、架空の会社を舞台に、一人の管理職の一人称で描くものです。論文を読んだ後に連載を読むと、抽象的な概念に肉付けがされる体験になります。連載を読んだ後に論文を読むと、物語の中で起きていたことが、より普遍的な視点から整理されます。
どちらが先かはありません。読者がどちらから入るかは、読者の関心によります。
本連載はフィクションです。読者が安心して読み、正しく参照できるよう、次の点を明示します。
物語に登場する会社、人物、出来事は、臨床組織科学(COS)の考え方をイメージしやすくするために創作されたものです。実在の組織・人物との類似は偶然です。
DroRが実務で知り得たクライアント組織の個別の情報は、守秘の原則に基づき、本作には用いていません。
物語の下敷きにある理論——三つの仕掛け(神経基盤設計・場の勾配理論・ループ変換設計)や創発の橋、倫理的ガバナンス——は、査読論文として公開された実在の理論的枠組みです。理論そのものは創作ではありません。
なお、論文 Clinical Organizational Science は Conceptual Analysis(理論提唱論文)であり、物語で描かれる変化は、実証された効果を示すものではなく、理論が立ち上がる過程のイメージとして描かれています。
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