制度を整えても、なぜ社員は「大切にされていない」と感じるのか
福利厚生や柔軟な働き方の制度を整えても、社員から「会社に大切にされていない」という声が消えないことがあります。組織研究では、会社から支援されているという社員の感覚を「組織支援知覚(Perceived Organizational Support)」と呼び、制度の数とは別のものとして扱ってきました。本稿では、制度が「ある」、本人が「使える」、支援されていると「感じる」の三つの段階を分けて捉え、自社でどこが途切れているかを確かめる手順を整理します。